埋もれ木図書館

おススメの漫画・本・ゲームもろもろの紹介をします。

「Dr.STONE」11巻(原作稲垣理一郎 作画Boichi ジャンプコミックス)

※ネタバレ注意

 

(本日おススメする漫画)

「Dr.STONE」11巻(原作稲垣理一郎 作画Boichi ジャンプコミックス

毎日連続ではなく、間に別の漫画のネタも入れつつ、今日はとうとう11巻の紹介です。

 

(11巻感想)

この巻で、何と大問題が勃発します。

それは、

石窯のパンがまずくて食べられない…。

 

「現代人は舌が肥えすぎててマズすぎて食べられないのが原因で飢え死にすることとかあるらしいね…」

と羽京君(耳がとっても良い男の子。弓使い)が解説してくれます。

ほんこれ。

自分も含めて現代人って舌肥えてるよなあって常々思っています。

舌が肥えているだけなら問題はないですが、それ以上に問題なのは、自分の舌にとってマズイものが食べられないということです。

腐っているとかアレルギーがあるというなら話は別ですが、身体が拒否反応を起こさずかつ栄養価的に問題がないのならば、ある程度は何でも食べられるようにならないと、ストーンワールドになった時に、確実に餓死しそうで怖いです。

そうでなくても人生100年時代には、食べられるものは食べる位のワイルドさも必要かと思います。

 

あともう一つの大問題は、やっぱりラスボス(?)ホワイマンでしょう。

(話の流れ的にはこっちの方が重要な気もしますが、おそらく気のせいではありません)

展開の物凄い早さから、ストーリーが練られていることは予想していたので人類石化に何らかの意味があるとは思っていたんですが、黒幕(?)らしき人が出てきましたね。

主人公千空の実の両親とかでないと良いですが。

いよいよラスボスホワイマンを追って、冒険が始まります。

まて次巻!

 

「耳をすませば」(柊あおい著 集英社文庫)

※ネタバレ注意

そして、これは漫画版の紹介です。ご注意下さい。

 

(本日紹介する漫画)

耳をすませば」(柊あおい著 集英社文庫

ちゃんと注意はしたぞ。いいな。

 

(作品紹介1 「耳をすませば」といえば)

耳をすませば」が今度実写化するとのニュースが最近ネット等で取り扱われています。

耳をすませば」というと、90年代初頭のりぼん世代か、少女漫画のガチファンでない限り、ジブリ映画のことを指す人が多いと思います。

カントリーロード」とか、「聖司くんカッコイイ」とか、聖司の声は実は高橋一生とか、いろいろ出てきます。

しかしこのブログは、埋もれ木図書館。

原作漫画の方を追います。

ちなみに、映画版は子どもであった当時はリアルタイムで見れなかったので大人になってから見ました。

最後の聖司の告白は「萌え」の一言です。

 

(作品紹介2 原作は連載4回終了の漫画なんだよ)

原作は、「星の瞳のシルエット」連載終了後直後に「りぼん」で始まった柊あおい氏による漫画で、わずか4回で終了した漫画です。

リアルタイムで読んでいました。

読書好きの主人公月島雫が、図書館の図書カード(ここら辺が時代を感じる)で同じ本を借りている天沢聖司の存在を知り…というもの。

ここまで読むとジブリ映画とどう違うの、となりますが結構違います。

主人公の年齢はもっと低い中1とか(半年前までランドセル背負ってたんだよ)、聖司はバイオリン職人ではなく画家を目指しているとか、別に聖司は海外には行かねえとか。

(漫画版の感想)

ジブリ映画と共通点は随所でありますが、全く別物として読んだ方が楽しめるんじゃないかと思います。個人的には。

映画化した作品には忠実に原作を再現したもの、原作に寄せようと努力したものはありますが、「耳をすませば」については全く別物のような気がします。

ここから先はあくまでもリアルタイムで読んでいた者としての予想ですが、

原作版の「耳をすませば」は、もっとドロドロの恋愛モノを想定していたんじゃないかと思います。

何故か

映画版では全く影も形も出てこなかった登場人物で、原作では重要な役割を担う登場人物がいます。

それが、聖司の兄航司です。

見かけは知的なインテリメガネキャラです。映画版では全く出てきません。

だから、漫画版を読んだことが無い人は??だと思います。各自ググってみて下さい。

実は、原作で彼は主人公雫の姉と付き合っている(おそらく雫が航司に出会うより前から)んですが、雫は図書カードの君である天沢聖司を、航司と勘違い(ミスリード)するんじゃないかと管理人は思っていたんです。

もしその展開でいけば、気になるあの人は実は姉の恋人。

うん、まさしくドロドロ展開だ。

悩み苦しむけれど、探していた聖司は、知的インテリメガネではなく毒舌のやな奴の方だったというオチで締める。

しかし、連載自体が4回で終わったので、話がそこまでいくかどうか真偽が分からぬ内に聖司の正体はとっとと分かるし、雫が好きになる前に航司と主人公の姉が付き合っていることを雫は偶然知ってしまうし、姉妹間のドロドロ展開はなく雫と聖司はくっ付くし。

結局どうだったのかなあと。連載第1回目のイラストを見るとなんとなくそんな面影が残っているような気もしますが、本当のところは分かりません。

ジブリ映画を見る気分で原作を読むと、「何か違う」と思う可能性は高い気がします。逆に全く別物として楽しむか、「あ、お父さんの職業は一緒だ」とか「保健の先生も出てきている」とか共通点を探すのも良し、です。

ちなみに漫画版の雫の家はデカい戸建て。姉妹とも自分の部屋がちゃんとあります。

当時羨ましかったね。昔の話ですが。

 

「Dr.STONE」10巻(原作稲垣理一郎 作画boichi ジャンプコミックス)

※ネタバレ注意

 

(本日おススメする漫画)

「Dr.STONE」10巻(原作稲垣理一郎 作画boichi ジャンプコミックス

 

(10巻感想)

第2章終了。

司帝国との戦いも、とうとう本当の意味で終わりを迎えます。

相変わらず展開早っ!

 

10巻では、戦いに決着がついた、主人公千空と司との会話が意味深です。

内容は司がソユーズ(宇宙船)に乗せるなら誰をメンバーに選ぶ?というもの。

主人公千空は無意味な話と言ってはいますが、

この物語、最終的に何らかの必要性があって宇宙に行くのではないでしょうか?(あくまで管理人の予想)

ちなみにこの時の司の答えは、大樹・クロム(+司自身)。

主人公千空は体力的に心許ないそうです。

まあ、そういう場合になったら話の展開的には千空は行くでしょう。

お父さんの百夜さんも行ったし、そもそも彼はその為に科学に没頭していたので。

戦いも決着がついたこともあって、第3章が始まってから一気に文明が進んでいきます。

そして、10巻のラストではついに気球が完成!

漫画でこの場面を見ていたら、管理人ドラク〇4を思い出しました。

敵に遭わずに移動ができるという、馬車、船を越えての最終移動手段(ルーラにはかなわないけどさ)。話が逸れましたね。

戦う予定もないので、文明はどんどん進んでいくよ!

 

待て次巻

「Dr.STONE」9巻(原作稲垣理一郎 作画boichi ジャンプコミックス)

※ネタバレ注意

 

(本日おススメする漫画)

「Dr.STONE」9巻(原作稲垣理一郎 作画boichi ジャンプコミックス

 

(9巻感想)

VS司帝国!!

そして、一応の決着がつきます。

 

展開早っ!!!

 

いや、普通これ(VS司帝国)だけで少年漫画ではかる~く何冊も続くでしょう?

科学王国総出の戦いになるし。

「Dr.STONE」の展開が早いのにはもう慣れましたが、司とは一応1巻からの因縁の話なのに、対決自体1冊の中に納まります。

準備に8巻、決着1巻。

お祭とかイベントなんかの、準備に何日も何日もかけるけれど当日は1日っていうアレですよ。何事も段取り八分っていう。

…ある意味非常にリアリティある話です。

どういう決着の仕方なのかは、本編を読んで確かめて下さい。

ちなみに、何故司が高校生最強ということになったのか、その伏線の回収もあるので、司ファンの人も要チェックです。

実は私も個人的に気にはなっていました。何で高校生最強として有名なのって?

ちゃんと理由があったんですね。

ちなみにその理由は、何気に昭和の少年漫画っぽいです。

 

そして、9巻では決着を見るだけでなく、最後にアッと驚く展開が待っています。

 

待て次巻

 

「Dr.STONE」8巻(原作稲垣理一郎 作画boichi ジャンプコミックス)

※ネタバレ注意

 

(本日おススメする漫画)

「Dr.STONE」8巻(原作稲垣理一郎 作画boichi ジャンプコミックス

毎日おススメしています。この調子だと最新13巻までいきそうな勢いです。

 

(8巻感想)

大樹と杠再登場!

2巻で生き別れて以来の登場です。

よく司帝国で生き延びていたなあ。

どうやって司帝国に仲間入りしたのかは個人的にものすご~く気にはなります。

一旦司の元から逃げた後に仲間入りした話だからね。

完全に信用してないのは、やはり司も同じで監視役のニッキーがついています。

そして、この監視役ニッキーとあさぎりゲン+主人公千空二人組による腹の探り合い、もとい説得ゲームが一番の見どころでした。

 

今まで言及しませんでしたが、主人公千空の政治上の参謀はあさぎりゲンです。

彼が今千空の科学王国の政治上の問題を一人で一手に引き受けてくれます。

確かに主人公千空の頭脳が科学王国の基礎を構築していますが、その陰であさぎりゲンが政治的な汚れ役を始めとして、日になり陰になり味方になってくれます。というか彼が味方になってくれないと別の意味でとうに司帝国に倒されて崩壊してます。

 

ただこの漫画、科学を主軸に置いているので王国の政治面での役割はあまり注目されていませんが、そして今のところ王国の人口が少ないので千空のカリスマ性だけでまだ可能ですが、今後どうなるのかということも含めて、あさぎりゲンの活躍を見るのも面白いです。

クロムのような科学の徒も必要ですが、実はこの科学王国あさぎりゲンがいないと実質機能しなくなって困るんじゃね?とか思っています。

 

頑張れ、あさぎりゲン!君が一番汚れ役を買って出てるのは私は知ってるよ!

(多分主人公千空も分かっていると思うけど)

「Dr.STONE」7巻(原作稲垣理一郎 作画Boichi ジャンプコミックス)

※ネタバレ注意

 

(本日おススメする漫画)

「Dr.STONE」7巻(原作稲垣理一郎 作画Boichi ジャンプコミックス

昨日は、別の漫画を紹介しましたが、帰ってきたDr.STONE。

7巻は何気に好きですね。

 

(7巻感想)

石神村に冬がやってきた!

村総出の冬ごもりと、司帝国への対策としてケータイ(携帯電話)作りが始まります。

1巻で大樹が「スマホスマホ」と言っていた伏線がここで回収されています。

タングステン採集に出かけたことがきっかけで、御前試合では完全にヒール(悪役)であったマグマが正式な仲間になります。

この7巻では司帝国との戦いが始まっていないので、主人公千空たち旧時代の人間と石神村の面々との交流が丁寧に描かれています。展開の早い物語にしては流れはスローかもしれませんが、元々この「Dr.STONE」自体メチャクチャ展開の早いストーリーなので、これでも盛りだくさんの内容になっていると個人的には思っています。

 

カセキ爺さんのモノづくり仲間のくだりは個人的に7巻のベストです。

「ワシはホラ昔から一人でずーっとモノ作り大好きっ子で~」

(みんなから白い目で見られんように橋作ったり盾作ったり

おかげでこの歳で未だ現役扱いしてもらっとるが!)

カセキ爺さんの孤独なモノづくり人生が語られます。

武力がモノを言う石神村でモノづくりが好きなんて、おそらく相当の変わり者扱いされていたんでしょう。だからこそ、人々の弾圧を避けるため橋や盾を作っていた。生きづらさを抱えてそれでもなお人目を逃れ、ひたすらに作り続けていたカセキ爺さんの生き方、共感します。というか分かりみ過ぎます。泣かせます。

これ本当に少年漫画なんでしょうか?というか少年たちに理解できるでしょうか?

そこに住む共同体に全く理解されない生き方、それでも世間様の目を欺きつつ己の生き方を50年やってきた人間の悲哀を。

そしてその後、

「正直ちょっち思っちゃうわけ」

「ワシにもモノ作り仲間の友達がおったらな~なんて…」

分かっちゃいるけれど、理解者・仲間がいなかったカセキ爺さんの言葉に対するこの後のクロムの回答が素敵すぎます。

「?」

「二人もいんじゃねーかカセキの爺さんにもモノ作り友達」

あっさり答えるクロム。

「オホ?二人?どこに?」

前村長たちを思い浮かべるカセキ爺さんに

「ここに」

と自分と主人公千空を指さすクロム。

「ワシ」

「歳50近くも離れとるのに?」

「歳?」

「何か関係あんのかそれよ…?」

意味不明といったように答えるクロム。

ク・ロ・ム!!!(´;ω;`)

 

モノ作りという共通の目的の前に年齢も何も関係ないと言うクロムがカッコイイ!!

それもヒューマニストを気取ったりや仲間にしてやっているというある種の見下しもなく、年齢離れてる?何それおいしいの?レベルで気にしてないところが本当に仲間として思っていて、こういう友情はイイです。

 

巷では、年齢がある程度離れていると考え方が合わない(要は仲間になれない)とよく言われています。

確かに合わない場合もあるでしょう。

しかし合わない人間はたとえ学年が同じでも、もっと言えば生年月日が全く同じであろうと合いません。

でなければ、学校でのいじめ問題などそもそも起きようがありません。だって学校では基本皆同い年ですから。この理屈でいうと、皆とっても気が合うはずです。

もっと言えば、プライベートの交友関係はともかく、社会に出たら同じ年の人と仕事ができる機会の方が実は稀です。現実問題、社会に出たらその合わない面々と日々対峙します。

カセキ爺さんはクロムの言葉に涙をしますが、よくよく考えれば年齢でオワコン扱いする・されるといった考え方の方が異常なんだろうかと思います。

この人生100年時代にとって深く考えさせられる場面でもあります。

 

 

「ひらひら 国芳一門浮世譚」(岡田屋鉄蔵著 太田出版)

※ネタバレ注意

 

(本日紹介する漫画)

「ひらひら 国芳一門浮世譚」(岡田屋鉄蔵著 太田出版

 

(作品紹介)

今年の1月1日に紹介した「堤鯛之進 包丁録」の作者崗田屋愉一氏による歌川国芳とその一門を描いた漫画。

話の軸は「伝八郎」こと「歌川芳伝」を元に進んでいきます。

「ひらひら」は伝八郎が師匠である浮世絵師歌川国芳に文字通り拾われてから正式な弟子になるまでの物語です。

 

(感想)

少年漫画のように「努力・友情・勝利」が謳い文句の分かり易い話ではないうえに、主人公伝八郎の過去がかなりヘビーなので、万人受けではなく正直読む人を選ぶ話です。

この漫画、一度読んで主人公伝八郎の過去を知ったうえで改めてもう一度読むことを奨励します。

2回目以降は、ところどころに描かれた伏線を追いながら、伝八郎がどんな想いで生きてきたのか追体験しながら、全てのオチを知って読むと題名である「ひらひら」のその軽さ儚さ切なさがより深く味わえます。

そんなひらひらとした生き方しか出来なかった伝八郎の未来に、幸あれです。

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