埋もれ木図書館

おススメの漫画・本・ゲームもろもろの紹介をします。

見た目は赤ちゃん、頭脳はオッサン「赤ちゃん本部長」(竹内佐千子著 ワイドKC)

ある朝目覚めたら巨大な芋虫ではなく、体のみ推定8か月の赤ちゃんになってしまった株式会社モアイに勤める武田本部長(47)が、部下の坂井部長40歳、天野課長35歳、西浦平社員28歳の3人(ちなみに3人とも男性)を中心に巻き起こす社内育児物語です。

 

おススメポイントは、

・ギャグであり、しかし現在の日本に存在する様々な問題について言及された漫画

・名言多し

・47歳の赤ちゃんなんて、よく思いついたよなあ(しかも話の設定上、その設定が随所で活かされているのがイカス)。

 

某黒い組織の薬的な何かとか、考えてはいけません。読む漫画が異なります。

頭脳は47歳の部長なんですが、何せ体が赤ん坊。食事もミルクと離乳食しか食べられないし、お昼寝も必要。オムツが必需品で、歩行器無しに歩くことも出来ず、抱っこしてもらわなければ取引先にも行けない状態なんです。

会社という利益団体の中に、体力的に無力で他人の助けを必要とする赤ん坊が投入(?)されることで起こる化学反応から、現在の日本社会にある「普通」や「求められる役割」に対して、やんわりと、しかし深く突いている意外と(?)社会派の漫画です。とはいっても、物語の全体を覆うギャグテイストによって、社会問題を取り扱っていても、読みやすい漫画になっています。

 

この漫画に名言は多いですが、私自身、この漫画で今一番だと思う名言を記して締めたいと思います。

 

 

「結婚も恋愛も無理にする方が何倍もさみしい

自分が満たされる生き方を模索してたら自然にこういう形になった

それをお前にさみしい形だと思われていることの方がオレはさみしい」

 

天野課長、良いこと言います。

 

現在の「婚活」大プッシュの風潮に投じる一石ともいえます。

 

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