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「任侠病院」(今野敏著 中公文庫)~任侠シリーズ第二弾~

※ネタバレ注意

 

(本日紹介する小説)

「任侠病院」(今野敏著 中公文庫)~任侠シリーズ第二弾~

前作紹介はこちら→任侠シリーズ第一弾

次回作の紹介はこちら→任侠シリーズ第三弾

 

(映画化された任侠シリーズ)

今現在本屋で売られている文庫「任侠学園」は映画化を記念してか、特別バージョンの表紙もついています(通常版の表紙もついています)。

表紙をめくると、出演者の顔写真と監督、原作者のコメントがついています。

西田敏行氏ファンの方はぜひ手に取ってください。

裏表紙の一番いいところにいます。

 

(読んだ感想、書き散らし)

①子どもに甘い大人たち

今回の作品を通して書かれていると管理人が感じたのが、これです。

今回舞台が学園の立て直しなので、子ども(生徒)と大人(保護者)が出てきますが、まあ、とにかく出てくる大人たち(保護者)が自分の子どもたちに甘い甘い

「なるほど、あの躾も何もできてないガキどもはこういう親に育てられてできあがるわけだ」と日村が思うのも激しく同意するほどの、子ども以上にどうしようもない大人が出てきます。

作中に出てくる大人(保護者)の大半が、自分の子どもに媚びまくっています。

優しさと甘やかすの意味を完全にはき違えて、若者に媚びている大人(本人は理解者のつもり)をみると本当にどうしようもねえなあとなります。

小説の中の話なら本当に笑って済ませられる話なんですが、

リアル世界でも大人サイドの人間が、本来なら躾なければならない若年者相手に媚びている姿は本当によく見ます(当社比)。

多分、若者の良き理解者のつもりでいるのでしょう。

相手を理解しようと思う気持ちは大事ですが、それとイエスマンになることは違います。少なくとも私は違うと思っています。

でも、世の中には何を言うのではなく、誰に言うのかを重視している人も一定数いるので、媚びたい相手に対して、簡単に主義主張を変えます。

子どもを人質に取られていて仕方なく、というなら話は変わりますが、相手次第であっさり変えるようなそんなペラい言葉は、主義・主張ではなく単なる本人の気まぐれなので、少なくとも公では言わないようにしてほしいと思います。

私はもう若年者の気持ちがはっきり分からないので何も言えませんが、この小説と同じように、若年者が冷めた目で見ていない事をお祈ります。

 

映画化されたということもあるので、是非この点についても媚びた大人に対して渇を入れてもらいたいです。

まかり間違っても、映画を見るお客様に対して媚びへつらい、子どもに理解のあるステキな大人たちが登場されないことを願うばかりです。

 

 

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