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「僕のジョバンニ」2巻(穂積著 フラワーコミックスα)

※ネタバレ注意

昨日の紹介 「僕のジョバンニ」1巻

 

(本日紹介する漫画)

「僕のジョバンニ」2巻(穂積著 フラワーコミックスα)

ストーリー自体のあらすじは、昨日の記事を読んでください。

 

(2巻ネタばれ感想)

2巻といえば、やっぱりこれ。

2ページぶち抜き鉄雄のアップで蘇我百合子に放った台詞、

「だったら今すぐ俺を愛してくれ」

 

怪物的なチェリストとしての郁未の才能を目の当たりにして正気でいられない鉄雄。

そりゃ誰だってそうだろう。まして二人はまだ小学生。

自分と同じようにチェロを理解し、愛してくれる仲間をあんなに欲しがったのに、鉄雄の目の前に現れたのは、自分が焦がれてやまないチェリストしての才能と音を持った人間なんだから、もう郁未の腕を折るか自分の腕を折るしかなくない!?というところまで彼は追い詰められ、とうとう言ってはいけない言葉を郁未に言います。

二人の様子に鉄雄の兄哲郎は、郁未にチェロを手放すように伝えますが、郁未はそれをなかなかハードな理由によって固辞します。哲郎兄ちゃんが、いっそ鉄雄の方がチェロを手放した方がいいと思う位、イッちゃった理由で。

その理由は、2巻を読んで確かめてください。ヤンデレ郁未が誕生する瞬間です。

勿論、鉄雄もチェロを手放すことなどせずに、我々の想像のはるか斜め上をいく、思い切ったに出ます。

何と、魔女と呼び、避けて通っていた蘇我百合子への弟子入り志願。

「愛がなければ弟子は取れない」という蘇我百合子のまっとうなお断りに対して、冒頭で書いた「俺を愛してくれ」の台詞が飛び出ます。

これが功を奏し、鉄雄は晴れて蘇我百合子の弟子となってイタリアへ。

 

で、話はいきなり5年後に飛びます(管理人の感想でなく、本当に一瞬で5年後に話が展開します)。

あの衝撃展開から5年後、鉄雄は再び日本へと戻りすでに就職していた兄哲郎の元へ身を寄せます。そして郁未はなんと空港に出待ちファンがいるほどの若手チェリストへと成長。

日本に戻った途端、鉄雄はコンクール参加を決めて出場します。で、そのコンクール出演前までが2巻の流れになります。

 

新しい登場人物(伴奏者の縁やチェリストの御手洗)も出てきて鉄雄の世界もますます広がっていきますが、しかし、肝心のイタリアでの生活ってどうなってるの!?という読者の疑問は残ったまま、コンクールだけが始まってしまします。

 

ある意味置いてけぼりのまま2巻は終わります。

 

鉄雄のイタリアでの生活や、蘇我百合子との師弟関係についての話は、3巻の後半から終盤にかけて蘇我百合子の口で語られているので、知りたい方はもう3巻まで一気読みした方が良いかもしれません。

 

1巻であんなに仲良くなったのに、2巻では袂をわけてしまった鉄雄と郁未。

舞台を東京に移して、二人のチェリストの運命はどう変わっていくのか。

そしていきなり出場を決めたコンクールの行方は!?

 

既刊5巻なので、早く先を読んだ方が良いない!?と思わせるほどの引きが続く2巻でございます。

 

 

 

 

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