埋もれ木図書館

おススメの漫画・本・ゲームもろもろの紹介をします。

「トクサツガガガ」5巻と6巻(丹羽庭著 ビッグコミックス)

※ネタバレ注意

 

(本日おススメする漫画)

トクサツガガガ」(丹羽庭著 ビッグコミックス)5、6巻

5巻を読んだら、6巻は読まずにいられなくなります!

 

トクサツガガガを語らせろ)

5巻に収録されている「卒業祝い」と6巻の「たとえ忘れてしまっても」は、前後編で続いているので、5巻を買ったらもう6巻も買いです。

引き返すなら前にも言ったように4巻までで!

 

「たとえ忘れてしまっても」はギャグ要素の強いこの漫画にとって珍しく(?)しんみりと泣かせる話です。

母親の教育(洗脳?)のもと、大好きな特撮から離れざるを得なくなった、主人公仲村さんが、ひょんなことから大好きな特撮番組エマージェイソン最終話のビデオを貰い受けます。最終回を忘れてしまった仲村さんが改めて見たエマージェイソン最終回の台詞が泣かせます。

<「でも、忘れても、みんなを好きな気持ちはなくなるわけじゃないんだよ。」

どんなに怒られて、取りあげられて、ずっと離れて、忘れてしまっても…

ちがう。忘れてただけで、あの頃から好きな気持ちは、ずーっと変わらない。>

しんみりと、ほんこれです。

自身の子ども時代を思い出しつつ、涙。

好きな気持ちはおそらく一生変わらない。大人になった今だからこそ言える。

うん、変わらないよ!

このブログに管理人という名のいい例が一人いるよ。

 

北代さんは5巻でようやくユキちゃん(仲村さんの会社の同僚)や会社の人たちと打ち解けられるようになって安心しました。

北代さんの立ち位置が安定すると、今度は主人公仲村さんの吉田さんとはまた違った意味でアドバイザーになってくれて頼もしいです。

6巻の55話「一番の願い」は、特撮にしろ、アイドルにしろ、芸能界をやっていくことの厳しさとファン達の思いを描いた良作です。

「容赦ないよ皆。」

「続かないなあと思ったら、どんどんやめてっちゃう。」

「続いているうちは当たり前って思っちゃうけど、」

「やめちゃう人を目の当たりにした時、「あっ」て思うんだよ。」

「売れて遠くなるより、やめていなくなっちゃう可能性ってもっともっと大きいんだって。」

 

「だからさ、次があって、待っててくれる人がいて、やりたいこと続けられてるのは、それが一番いいことだって、私は思うようにしてる。」

 

ここまで冷静に自分と環境を分析して、その上でアイドルを推してファンでい続けるという北代さん。

だからこそ4巻の過去は本当に不本意黒歴史だったんだなあと再確認。

そしてこの話、リアル世界のアイドルの人たちに読んでもらいたいなあとも思いました。

おそらくリアル世界のアイドルの人たちは自分の立ち位置に必死で、漫画など読んでいる暇もないかもしれないですし、リア充の今が楽しくて振り返ることもないかもしれませんが、ファンの広く深い愛を知る機会となるので、ゼヒ(実際のファンもいろいろで、北代さんのように冷静にファンでいる人ばかりでないことは、おそらくリアル芸能人の方が詳しそうなので、これ以上は突っ込めませんが)。

 

6巻はいよいよ27になった仲村さんが皆にお誕生日おめでとーとお祝いされてハッピーな回で締めくくられていますが、特撮に理解のない母親との事もほのめかされていて、気にはなる終わり方になっています。

その母親との関係がどうなるかについて知りたい場合は、最新17巻まで追っかける覚悟があるよ?17巻ではとりあえずの決着は付きます(まだ何かしらあるかもしれないという意味も含めて)。

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