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「ダッドのごとく!」(大谷紀子著 祥伝社)

※ネタバレ注意

 

(本日おススメする漫画)

「ダッドのごとく!」(大谷紀子著 祥伝社

1巻完結です。

 

(ストーリー紹介)

表題の「ダッドのごとく!」

ダッドつまり、脱兎(だっと)とdad(父親)をかけた洒落かと思います。

主人公宇崎達人(46)は一人娘穂乃香とふたり暮らし。

人に頼るべからずを家訓とし、人に頼らないと生きていけない愛玩動物を毛嫌いする達人に対し、娘の穂乃香はペットを飼いたいと言い大喧嘩。達人は仲直りのためにペットショップでうさぎを購入。その直後雷に打たれて、何故か達人の魂は購入したうさぎに入ってしまい…!?

うさぎ×おじさんのドタバタコメディ漫画。

 

(読んだ感想)

オチがどうなるかについては、読む前から予想がつくかと思いますが、予想通りです。

予定調和かつエンドがハッピーに終わって、あんまり深刻に考えたくない時や寝る前などに読んでも最適です。

今日のような週なかでまだまだ気が抜けない時や、肩の力を抜きたい時にどうぞ。

あとがき漫画でうさぎのキュートさを描きたいと書いてあったように、うさぎの可愛さ全開で描かれています。絵が巧いので本当にうさぎがキュート。作者の方が実際飼っているだけあって、可愛いだけじゃない、シモの話もきちんと描かれているところも好感が高かったです。

 

うさぎ(ロップイヤー)の中身が46歳のおじさんということで、飼い主の穂乃香は当然それに気が付かず、見た目の可愛さ故に「可愛い♡」と日々写真を撮りまくり、天使の羽を模した飾りのついたうさぎ用ハーネスを購入し、おさんぽならぬ「うさんぽ」を決行します。

中身と外見とのギャップに主人公宇崎達人(46)は「嫌だ」とゲッソリしますが、

これ、意外とリアルな話だよなあと思いました。

作中にあるようにうさぎの寿命は6~10年。見た目の可愛さとは裏腹にうさぎ自身実はもうおじさんおばさん(もしくはおじいさん、おばあさん)だったりするんですよね。

可愛いお洋服を着るペットの実年齢(人間に例えるとの年齢)は50歳とかね。

人間がこれをやったら確実にイタイ人扱いをされるというのに、ペットにはそれがないという発想は、この作品を見て初めて気が付きました。首輪など子供・大人の体格差によるチェンジはあっても、ペットが年寄りになったら赤やピンクのカワイイ首輪なんてイタイとか聞いたことがないです。単に管理人が無知なだけかもしれませんが。

 

ただ単純にこのコメディ漫画を楽しむもいいですが、ちらっと人間・ペットの違いについて言及された箇所があり、深く読めたりします。

<人間って思ってたより自由じゃなかった

人間が得られる『自由』には常に責任や苦労が伴うのだよ>

ほんこれです。

とはいえ、とりあえずこの作品については、純粋に楽しむが一番じゃないでしょうか。

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