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「ブルーピリオド」6巻(山口つばさ著 アフタヌーンKC)

※ネタバレ注意

 

(本日おススメする漫画)

「ブルーピリオド」6巻(山口つばさ著 アフタヌーンKC)

当ブログ最初におススメした、ブルーピリオドの最新刊。昨日発売。

勿論発売日に買ったさ。

 

(怒涛の6巻感想)

※怒涛のネタバレ注意

表紙は森先輩。ようやく表紙登場という気もします。

八虎→ユカちゃん(龍二)→世田介→橋田→桑名の順からの森先輩。

てっきり3巻で表紙になるかと思ったんですが、3巻からは予備校のメンバーが表紙を飾っていたので、6巻でようやくです。

八虎と必ず行き違いになる(会えない)設定は一体どんな意味があるのでしょうか?

つか、待ち合わせとかしないんでしょうか?

 

話がズレましたが、内容に入ります。

とうとうこの巻で、藝大受験が終わります。もっと早く完結する予定だというのは、インタビューか何かで前から知ってはいましたが、この巻で本当に終わりました。

あ、話自体は続きますよ。

最初は藝大受験漫画のように受け取っていたので、その先もあって良かったし、雑誌でその先も読んだので、大学編はもっとすごい世界が展開しています。

とにかくあの難関を超えた人たちしか存在しないので。

6巻では収録された4話の内3話が藝大2次試験、そしてラスト1話が結果発表です。

 

藝大2次試験が3日間にわたって行われるなんて、この漫画を読むまで本当に知りませんでした。3日間にわたる試験は受けたことがないので、美術予備校の先生とタッグを組んで藝大2次試験に取り組むという話は、かなり新鮮でした(藝大受験者はそんなところで驚くの!?と思われるでしょうが)。一人一人に対し細かく作戦会議をするので、予備校の先生も大変だなと思いました。

実際もっと大変なのは、課題に取り組む受験生たちですが。

この巻は八虎の脳内作戦会議全開で話が進んでいます。

1巻の、味はあってもまだまだ未熟な絵を描いていた頃に比べると、2年近くでかなり技術自体上達しているし、道具を使いこなすこと・絵を描くための論理思考(ここら辺は割と元々得意)もかなり成長しています。

藝大2次試験の完成した絵なんて、森先輩も再現絵画みて素敵だと言っていましたが、最初の絵がウソのように見事です。力強くて、手前の裸(ありのまま)と受験生(服を着た人)、そして背景の白い壁のコントラストが映えています。

 

他の苦楽を共にしたメンバーは全員受からないというところも藝大の難しさを表しています。合格率考えればまあ、そうだわな。

予備校の方針が合わなくて辞めた天才世田介は合格。藝大2次試験の絵も抜群に上手かったし。この人、予備校作戦なく自力で受かってますよ。

芸術ジャンルについては疎いんで、こういう人が実際いるのか芸術ファンタジーなのかは分かりませんが、作者自身藝大現役合格者で、取材や協力者の作品をお借りしての連載なので、かなりリアルに沿った作りなんだろうとは予想します。そんな天才がいるというのも凄いし、それを試験官が見抜いて合格するというのも凄い世界ですね。

 

さっきからスゴイしか書いてませんが、試験の緊張感マックスのスゴイ世界が展開されています。

予備校メンバーたちと群れない・群れたくないというのも、お互いに絵に対し真剣だからこそだと分かるので、ここら辺の芯の通った考え方も個人的に好きです。

それでも、飄々としている橋田もなんだかんだ言って付き合いのいい八虎も好きですけどね。

桑名さんのその後は個人的に気にはなりますが、彼女も多分来年あたり藝大かどこかの美大には行くんだろうなあ。絵の才能は本当に抜群に良かったから。

それでも桜庭さんのようにもう浪人生活は続かない、就職する(別の道に行く)といったケースも掲載していたし、受験を諦めるというのは、藝大だけでなく実際ある話なので、そういった意味でのリアルな現実が浮き彫りになった巻でした。

 

ここで一応一区切りはつくので、1巻~6巻までは読んで欲しいと思います。

 

管理人は、雑誌連載で見た藝大編もかなりパンチが効いていたので、引き続き追いかける所存でございます。今度はいよいよ話がアートの世界に飛びますよ。

 

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