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「乙女ゲームの破滅グラフしかない悪役令嬢に転生してしまった…」(原作山口悟)

※ネタバレ注意

 

(本日紹介する小説)

乙女ゲームの破滅グラフしかない悪役令嬢に転生してしまった…」(原作山口悟)

ライトノベルですが、久しぶりの小説紹介。

出版社を載せていないのは、小説投稿サイト『小説家になろう』(巷では『なろう』と言われています)に本編が掲載されていて、ネット環境さえ整えば閲覧可能なため。

管理人もネットで掲載されている本編を読みました。

その後の話も(書籍等で)あるようですが、ネットのみの感想です。

 

(作品紹介)

タイトルを読め!それが全てだ。

…これ以上にない位シンプルかつ端的な作品紹介はないでしょう。

先日紹介した「ヨシノズイカラ」1巻でも掲載されていましたが、今流行りのファンタジージャンルに、異世界転生モノがあります。その内チビッ子たちの将来の夢に公務員でなく、『異世界転生』とかランクインしそうな勢いで本屋に並んでいます。

公務員より難関で、倍率高そうです。

管理人が見てかなり人気の転生先として受け入れられているのが、今日紹介する『悪役令嬢』です。何時の時代もダークヒーローは人気なんですね(多分違う)。

折角なら、世界を救う巫女姫(こういうものも当然ある)とか、モテモテ無双貴族(長男でない)坊ちゃんとか正統派の無双キャラに憧れてもいいのに、ふたを開けてみれば悪役令嬢に軍配が。そこのところも奥が深いです。

真面目に作品紹介すると、齢8つにして乙女ゲームの破滅グラフしかない悪役令嬢に転生してしまった事実に気が付いた主人公カタリナの奮闘記です。

 

(感想)

来年4月にアニメ化も決まり、どんな話なのか興味を持って『小説なろう』版を読んでみましたが、面白かったです。

剣と魔法という意味だけでなく、あらゆる意味でファンタジー小説なので、それが受け付けられるかどうかが分かれ目ですが、最初から「あらゆる意味でファンタジー」と割り切って楽しむジャンルではないでしょうか。

 

「あらゆる意味でファンタジー」の標準設備である、主人公の容姿・スペックは平均値標準以上(時には何かが超ハイスペックの場合有。能力とか家柄とか)、モテモテ無双、性格は超鈍感の全てがセットされたお得作品です。

主人公が悪役令嬢の生まれ変わりですが、性格は嫌味もなく普通に良い子。

主人公カタリナが周りの登場人物の悩みを解決する→好意を持たれるという「RPGあるある好感度上げイベント」を全ての登場人物に対して行うので、男も女も皆主人公ラブ状態です。

ただ、カタリナ自身は打算があってもなくても結局登場人物たちを助けるんですね。管理人的には破滅エンド回避のための婚約者のジオルド王子対策と義弟キース対策は、カタリナ自身も必死なだけあって、面白かったです。

後になってくるとカタリナ破滅エンドとは直接関係ない面々も登場するので、カタリナ自身も肩の力が抜けているのですが、それでも好感度上げイベントをもう無意識にやってのける→好意を持たれるという流れになります。

もれなく全登場人物に対して

攻略対象の異性だけだとおそらく鼻につくのですが、家族・使用人も含めて老若男女問わずにやってのけるところは好感が持てます。

そして、カタリナ親衛隊の皆さまはそうはいっても人間関係がドロドロしていなくて「みんなのカタリナ」状態なので、読みやすいかと思います。

異世界転生悪役令嬢モノを読みたいという人向けです。

内容もサラリとしているので、このジャンルに精通している人でなくても読みやすいのではないでしょうか。

 

最後にせっかくなので悪役令嬢(?)らしいことを言わせていただくと、

全く別の漫画で命の恩人であり自身に好意を寄せられた女性に対し、

「確かにあなたに命を救われたことは事実だ。だけどそのことに恩を感じることと、好意を抱くことは別だ」ときっぱり言い放つヒーローがいました。

 

現実世界はむしろそれが普通よ。

くれぐれも勘違いなさいませんことよ。オーッホッホッホ。

 

以上、転生するならスライムとか蜘蛛とかじゃなくて普通に正統派無双キャラがよい管理人がお伝えしました。

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