埋もれ木図書館

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「耳をすませば」(柊あおい著 集英社文庫)

※ネタバレ注意

そして、これは漫画版の紹介です。ご注意下さい。

 

(本日紹介する漫画)

耳をすませば」(柊あおい著 集英社文庫

ちゃんと注意はしたぞ。いいな。

 

(作品紹介1 「耳をすませば」といえば)

耳をすませば」が今度実写化するとのニュースが最近ネット等で取り扱われています。

耳をすませば」というと、90年代初頭のりぼん世代か、少女漫画のガチファンでない限り、ジブリ映画のことを指す人が多いと思います。

カントリーロード」とか、「聖司くんカッコイイ」とか、聖司の声は実は高橋一生とか、いろいろ出てきます。

しかしこのブログは、埋もれ木図書館。

原作漫画の方を追います。

ちなみに、映画版は子どもであった当時はリアルタイムで見れなかったので大人になってから見ました。

最後の聖司の告白は「萌え」の一言です。

 

(作品紹介2 原作は連載4回終了の漫画なんだよ)

原作は、「星の瞳のシルエット」連載終了後直後に「りぼん」で始まった柊あおい氏による漫画で、わずか4回で終了した漫画です。

リアルタイムで読んでいました。

読書好きの主人公月島雫が、図書館の図書カード(ここら辺が時代を感じる)で同じ本を借りている天沢聖司の存在を知り…というもの。

ここまで読むとジブリ映画とどう違うの、となりますが結構違います。

主人公の年齢はもっと低い中1とか(半年前までランドセル背負ってたんだよ)、聖司はバイオリン職人ではなく画家を目指しているとか、別に聖司は海外には行かねえとか。

(漫画版の感想)

ジブリ映画と共通点は随所でありますが、全く別物として読んだ方が楽しめるんじゃないかと思います。個人的には。

映画化した作品には忠実に原作を再現したもの、原作に寄せようと努力したものはありますが、「耳をすませば」については全く別物のような気がします。

ここから先はあくまでもリアルタイムで読んでいた者としての予想ですが、

原作版の「耳をすませば」は、もっとドロドロの恋愛モノを想定していたんじゃないかと思います。

何故か

映画版では全く影も形も出てこなかった登場人物で、原作では重要な役割を担う登場人物がいます。

それが、聖司の兄航司です。

見かけは知的なインテリメガネキャラです。映画版では全く出てきません。

だから、漫画版を読んだことが無い人は??だと思います。各自ググってみて下さい。

実は、原作で彼は主人公雫の姉と付き合っている(おそらく雫が航司に出会うより前から)んですが、雫は図書カードの君である天沢聖司を、航司と勘違い(ミスリード)するんじゃないかと管理人は思っていたんです。

もしその展開でいけば、気になるあの人は実は姉の恋人。

うん、まさしくドロドロ展開だ。

悩み苦しむけれど、探していた聖司は、知的インテリメガネではなく毒舌のやな奴の方だったというオチで締める。

しかし、連載自体が4回で終わったので、話がそこまでいくかどうか真偽が分からぬ内に聖司の正体はとっとと分かるし、雫が好きになる前に航司と主人公の姉が付き合っていることを雫は偶然知ってしまうし、姉妹間のドロドロ展開はなく雫と聖司はくっ付くし。

結局どうだったのかなあと。連載第1回目のイラストを見るとなんとなくそんな面影が残っているような気もしますが、本当のところは分かりません。

ジブリ映画を見る気分で原作を読むと、「何か違う」と思う可能性は高い気がします。逆に全く別物として楽しむか、「あ、お父さんの職業は一緒だ」とか「保健の先生も出てきている」とか共通点を探すのも良し、です。

ちなみに漫画版の雫の家はデカい戸建て。姉妹とも自分の部屋がちゃんとあります。

当時羨ましかったね。昔の話ですが。

 

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