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「チェンソーマン」1巻(藤本タツキ著 ジャンプコミックス)

※ネタバレ注意

 

(本日紹介する漫画)

チェンソーマン」1巻(藤本タツキ著 ジャンプコミックス

 

(作品紹介)

悪魔のポチタと共にデビルハンターとして借金取りにいいように使われる日々を過ごす少年・デンジ。

そんな二人の生活もある日、残酷な裏切りによって一変し…

 

(感想)

残酷かつグロテスクな描写が多いので、読むにはそれなりの覚悟が必要になります。

ご注意下さい。

グロテスクかつ残酷描写であることを差し引いても、第1話はかなり秀逸なので、おススメします。

管理人が一番胸を打ったのは、第1話のデンジの独白。

「なんでコイツらは十分恵まれてんのに もっといい生活を望んだ?」

「…俺も同じか」

「ポチタがいりゃあそれでよかったのに」

「もっといい生活を夢に見たんだ」

「そーか みんな夢みちまうんだなぁ」

 

主人公デンジのこれまでの生活苦を描いた後での、この場面。

彼の描く『もっといい生活』が、いかにささやかでつつましいものであることが分かった上での台詞になるので、読んでいてかなり切なくなります。

 

デンジから見れば十分恵まれている「コイツら」に対しても、自分と同じように夢見るんだなあと肯定していることもちょっと驚きました(とはいえ、次ページですぐに邪魔する奴は容赦しないというお決まりのパターンになるんですが)。

 

残酷な裏切りの結果、かつてポチタに何度も語った、夢の生活がある意味叶う事になりますが、それがデンジにとって新たな悲劇を生むのか、夢を夢として叶えるのか。

 

残忍な描写が目立ちはしますが、主人公デンジの“夢とその実現への過程”という少年漫画らしいテーマがその奥にはしっかり描かれています。

 

あと、悪魔のポチタが凄くカワイイです。

1巻のデンジに向けた台詞は、何度読んでも泣けます。

ちなみに、ポチタの一人称は「ボク」じゃなくって「私」だったんですね。そこは意外でした。

 

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