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「インハンド」3巻(朱戸アオ著 講談社)

※ネタバレ注意

 

(本日紹介する漫画)

「インハンド」3巻(朱戸アオ著 講談社

 

(作品紹介)

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2巻

 

(感想)

3巻では、「フローラの軛」全6話と「プシュケーの翅」2話を収録。

「プシュケーの翅」は、連載モノにはあるあるの、脇役が主人公として活躍する話。

しかし、その脇役が、相棒の高家でなく、本当に本作の脇役ともいえる恵良さんが主人公だから、そのチョイスは正直面白かったです。

というか、この話を読むまで彼の事は牧野さんの護衛程度しか認識がなかったです。

「プシュケーの翅」も勿論医療ミステリーなんですが話の中心は突然脳出血で死んだ友人の「裏の顔」を探るというもの。

医療ミステリーというよりも中年男性二人の友情を、恵良さんの視点で丹念に追っていくという、好きな人には堪らないけれど、そうでない人もいそうな話だったりします。

中年男性の友情激アツな人にはおススメです。3巻は導入で終わっているので、完結編を見たい場合は4巻まで是非読んでみて下さい。

 

掲載は「プシュケーの翅」より前の「フローラの軛」は、3巻で始まりから終わりまで読めます。

この場合「軛」は自由を束縛するものの意味で用いられています。

良心の軛がなく、完全なる自由が良いのかどうかについて、

「軛から自由になったからって」

「どこかに辿り着けるわけじゃない」

と事件解決後に紐倉が高家に言う台詞が胸に迫ります。

 

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