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「メソポタミアの殺人」(アガサ・クリスティー著 ハヤカワ文庫)

※ネタバレ注意

 

(本日紹介する本)

メソポタミアの殺人」(アガサ・クリスティー著 ハヤカワ文庫)

 

(作品紹介)

考古学者と再婚したルイーズの元に死んだはずの元夫から脅迫状が舞い込んだ。

名探偵ポアロが、ルイーズの過去からの悪夢の正体、そして遺跡調査団で起きた殺人事件の解決に挑む。

 

(感想)

時系列から見ると、ポアロ推理小説としては超有名な「オリエント急行の殺人」の前にあたる事件。

この事件後、そんなに時間が経たないうちにオリエント急行に乗ってやはり事件に遭遇。

これぞまさしく名探偵コナン並の事件の遭遇率。

いや、ポアロの方が前に出版されていたので、こちらが元祖か。

 

閑話休題

 

本作は、ルイーズの看護師であるエイミー・レザランの手記によって描かれた事件という態を取っています。勿論書いたのはアガサ・クリスティーなので、文章はとても上手いです。

 

エイミーと名探偵ポアロとの初めての出会いで、こちらも名探偵で有名なシャーロック・ホームズが引き合いに出されているのが面白かったです。

 

ポアロとホームズ。…全然違うし。

 

「実際に会ったら、誰でも思わず吹き出してしまうだろう。」

「おチビで、おデブで、大きな口ひげをたくわえている」

 

うーん、天下の名探偵に対しさんざんな評価を下しています。

 

初対面はともかく、彼を名探偵であることは認めていても、最後までポアロに対する彼女の評価があまり良くなかったことはちょっと面白かったりします。

あんなに華麗なる推理をした、すっごい名探偵なのにね。

 

今回は長編ということもあり、登場人物もそこそこいることもあり、犯人に辿り着くまでの話は結構壮大なドラマでしたが、犯行については「え、そういうことなの!?」とある意味、意外で驚きました。

 

 

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