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「スインギンドラゴンタイガーブギ」1巻(灰田高鴻著 講談社)

※ネタバレ注意

 

(本日紹介する漫画)

「スインギンドラゴンタイガーブギ」1巻(灰田高鴻著 講談社

 

(作品紹介)

舞台は昭和26年、米軍占領下の日本。

福井から、姉の仇となる「オダジマタツジ」を探して上京した少女・とら。

第二次世界大戦直後の日本を駆け抜けた若者たちの、音楽を中心に描いた物語。

 

(感想)

主人公の探す「オダジマタツジ」は第1話であっさり見つかります。

展開早っ。

しかも記憶喪失で、都合よくその部分だけ何にも覚えていないという。

流石に主人公とらも突っ込んでいました。

 

「オダジマタツジ」と主人公の姉との関係。

そして何故彼が記憶喪失になってしまったか。

第二次世界大戦の辛く、暗い過去と音楽。

分からない事が多いまま、1巻が終わります。

 

一番管理人の心に残ったのが、メンバーの一人、丸山と彼の姉とのエピソード。

何の事情も知らないオダジマタツジが彼の姉について現在どうしているか聞いた時の返事がシビレます。

「まあな 随分と遠いところへ行っちまったがな!」

「もう盆の頃にしか会えねえなあ……」

「幸せにやってんだよ!楽しくやってんだ!」

 

その前のコマで彼女が結核にかかっている場面が描かれていたので、おそらくこの世にもういないのでしょう。

それでも彼は姉の幸せであることを固く信じている。

そう思わなければやっていけない悲壮さが丸山の表情からとてもよく分かるので、泣かせます。

 

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