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「これからは、イケメンのことだけ考えて生きていく。」(竹内佐千子著 ぶんか社)

※ネタバレ注意

 

(本日紹介する漫画)

「これからは、イケメンのことだけ考えて生きていく。」(竹内佐千子著 ぶんか社

 

(作品紹介)

漫画家竹内佐千子先生が、編集担当M田氏(女性)とともに、あれこれ体験する体当たりルポ漫画。ちなみにイケメンとタイトルがつくのは、主に体験する内容が俳優さんのイベントだからです。ちなみにこちら「ブラブラ珍所」シリーズの4冊目となります。

 

(感想)

漫画家竹内佐千子先生は、管理人お気に入りの漫画「赤ちゃん本部長」(全3巻)の作者さんであります。他にも読み切り「B3列12番の女」をおススメしたこともありますが、先生の漫画は面白いのできっと体験ルポ漫画も面白いのだろうなーと読んだら、やっぱり面白かった。

本書の冒頭でも書いてありますが、シリーズ4冊目なのに、本書から読んでも全く困りません。

管理人、実は俳優・女優さんのイベントに行ったことがないので、「トクサツガガガ」を読んでアイドルイベントのあれこれは知識として知ってはいましたが、テレビで全国レベルの著名な方でも、このようにいろいろファンとの交流会をし、チェキイベントも行っていると知って、驚きました。

もっと「高嶺の花」といったイメージを持っていたので。

 

管理人が一番面白く読ませて頂いたのは、ビジュアル系バンド「えんそく」ぶう氏の取材です。

「全然売れてないものを愛す文化が消滅してきてるんですよね」

「ダメなところを愛すみたいなのがない」

「失敗とムダを愛さない」

ぶう氏のこの台詞、ホント、シビレます。

この台詞の前に書かれていた、「オタクという生物がいなくなってません?」も激しく同意。

「アニメ」とか「漫画」について窓口は広がっているけれど、それはあくまで売れている漫画、アニメについてであってマイナーなものを愛する文化が決して認められている訳ではない、といった趣旨の竹内先生と編集者M田さんの後日談も良かったです。

今のアニメ・漫画を取り巻く状況について、我々汚れちまった大人世代が感じる違和感について容赦ない切り込みが入っています。

 

小難しい話は置いておいても、エアガンを体験したり、眉毛を整えたり、水着を買いにいったり、打たせ湯に入ったりと、イケメンに会うこととも全く関係ない事も体験しているので、普通に肩の凝らないルポ漫画として楽しんでもオッケーです。

 

ただ本書の随所に、アラフォー世代のリアル不安話が出てくるのは、覚悟して読んでください。

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